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383系

特急しなの号用として製造されたのが383系です。制御付自然振子方式を採用しており、先代の381系に比べて曲線通過性能や乗り心地を改善させています。基本の6両編成に加えて増結の2両・4両編成があり、柔軟な運用がなされています。グッドデザイン賞に選定された他、ローレル賞を受賞しています。


基本編成の長野方先頭車のみ流線型となっており、最前部の座席からは前面展望が楽しめます。ただし前面展望席には罠がありますので次の項を参照のうえでご注意下さい。


その他の先頭車は全て貫通型になっており、貫通扉は左右にスライドして開きます。4両付属編成のグリーン車も貫通型のため、最前列グリーン席が取れても貫通型がやって来て前面展望見られずなんて事も起こりえます。全ての組成パターンで貫通グリーンの可能性があるので、前面展望が見られるかは運次第です。


普通席はグレー基調になっていて、全体的に落ち着いた雰囲気になっています。個性がないと言えば悪く聞こえますが、無難で大人しいデザインとも言えます。歩行者が振り子作動中にバランスを崩さないように座席横には手すりが設けられています。


シートピッチは1000mmと広めで、フットレストを装備している点が珍しいですね。背面テーブルは最近の車両に比べるとやや小さいです。ワイドビューの愛称が示すように側面窓は大きいと言えます。


対してグリーン車は青系のモケット・カーテンを採用していて、爽やかな印象を受けます。残念ながら4列シートなので普通車との違いがあまり無く、課金するのに躊躇してしまいます。


普通車に比べて背面テーブルやフットレストが大きくなっています。また枕部分の左右が大きく張り出しているのが特徴的です。背面に加えてひじ掛けにも内蔵テーブルがあります。シートピッチは1200mmで、普通車との数少ない優位性を出しています。


客室とデッキとの間には小さな荷物置き場が設けられています。それにしてもグリーン車でも容赦なく広告を掲載するとは守銭奴っぷりが伝わってきますね。


こちらは普通車のものです。大きなスーツケースを置くのに便利ですが、置ける数は少なそうです。

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