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5000系第1編成

伊豆箱根鉄道大雄山線で運用されているのは5000系のみですが、製造時期によって大きな差異が見られます。今回は最初に製造された第1編成の紹介です。


全7編成ある5000系の中で唯一の鋼製車体を採用しています。そのため車体は塗装が施されているのですが、訪問時は復刻塗装となっていました。かつて使われていたサボをイメージしたヘッドマークがレトロな雰囲気を醸し出していますね。


18m車体の車内は全てロングシートとなっています。駿豆線と違って観光需要が少ないのでロングシートで十分との事でしょうか。車内のカラーリングが東急8500系を彷彿とさせる古臭さを感じます。


座席は着席区分の無い昔ながらの形態で、袖仕切りはパイプ式になっています。無地のモケットなので正確な人数は分かりませんが、6~7人は座れると思われます。


この車両の特徴がこちらの車端部です。一般的な車両と比較して座席が長いのがお分かり頂けるでしょうか。ドア間の座席と同じく6~7人は座れそうな長い座席になっています。妻窓もあるので明るく開放感があります。


座席が長いためか優先席は片側のみの設定です。モケットは灰色で区別されています。それにしても車端部でこれだけ長い座席だと、車両のドアは中央に寄せて設けられているという事でしょうか。車体側面を見ても違和感は無かったのですが。


大雄山方の運転席直後には車椅子スペースが設置されています。連結面側の車端部と同じくこちらも座席が多く広い空間になっています。でも運転室は狭く感じたので、最大限客室空間を確保したのでしょう。

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