えちごトキめき鉄道 ET127系
信越本線の第三セクター移管に伴い、JR東日本新潟支社管内で運用されていたE127系の譲渡を受けたのがET127系です。妙高高原~直江津間を中心に活躍しています。
沿線の山々をイメージしたカラーリングだそうですが、塗装がはげ落ちた跡に見えてしまう気が…。ET127系の前面デザインは211系に似ている気がします。シンプルで落ち着いた雰囲気が気に入っています。
車内はオールロングシートで通勤ラッシュに対応した仕様になっています。トキ鉄管内では夕方のラッシュ時以外は混雑とは無縁のようなのでセミクロスシートが理想だと思うのですが、財政事情的に改造は難しいのでしょう。
座席は3+3+3+3の12人がけで、途中に握り棒などはありません。バケットタイプになっていて座り心地は上々です。
ワンマン運転を行う車両は車内の見通しを良くするために妻窓が設けられることがありますが、この車両では設けられていません。貫通路が広いので十分という事でしょうか?
車端部の座席は3人がけとコンパクトです。優先席の座席モケットはJR東日本共通のものです。
隣の車両の車端部にはトイレと車椅子スペースが設けられています。ただしトイレは車椅子非対応です。そしてローカル線の定番であるゴミ箱も設置されています。
運転席は半室構造になっています。車掌台側はアクリル板で仕切られていますが前面展望はそこそこ楽しめます。この車両は直流専用で直江津~妙高高原間を中心に運用されていますが、運賃表示器には日本海ひすいラインの駅名も書かれています。