5000系5000編成
山陽電鉄の特急型車両が5000系です。基本的に6両編成で優等列車を中心に充当されていますが、2本在籍する4両編成は普通列車を中心に充当されています。
車内は集団離反式の固定クロスシートとなっています。座席の半分が進行方向と逆向きとなるので採用例は少ないです。ドア横には広めのスペースが確保されていますが、袖仕切りはパイプ式でちょっと物足りない感じです。
長距離利用に配慮したのかクロスシート中心の構成となっています。窓割は一致しておらずシートピッチは狭めです。
中央ドアから車内を見ると座席がそれぞれ車端部のほうを向いている事が分かります。ドア付近はそれなりに空間が確保されています。
車端部はラッシュ時対策でロングシートとなっています。袖仕切りはパイプ式で通路側に少し突き出るような形状です。
優先席は緑色のモケットとなっています。最新の6000系ではバケットシートではないのですが、こちらはバケットシートとなっています。むき出しで設置されている消火器がドア横に設置されています。