6300系

かつての阪急京都本線のフラッグシップであり、嵐山線へ転用後も活躍を続けているのが6300系です。片側2ドアという優等列車専属仕様で、前面灯火回りはステンレスの飾り帯が付いて高級感があります。

車内はかつて全席転換クロスシートだったようですが、嵐山線への転用時にドア付近はロングシートに換装されています。9300系にその他の通勤型車両の雰囲気を加えたような雰囲気となっています。

転換クロスシートは車両中央の6列のみ残されています。転用前は2+2列でしたが、現在は繁忙期の混雑を考慮して1+2列になっています。

座席自体は9300系と同様のものに換装されているようです。

反対側のドア横は長いロングシート区画となっています。優先席に加えてフリースペースが設けられています。

ドアは車端部に寄せて設置されているので、車端部には座席が無い独特の仕様となっています。妻面には腰当てが設けられているのですが、ちょっと位置が低すぎるような気が…。