9300系
阪急京都線で優等列車に専属で充当されているのが9300系です。特急系統に専属で充当されているので内装は他形式と全く異なる仕様となっています。
車内はドア間が転換クロスシートとなっていて、居住性は抜群に快適です。ドア横スペースはやや広めに取られていて腰当ても設けられています。
ドア間は転換クロスシートが4列設けられています。ただ両端は固定式なので必ず一か所はボックス状となる区画が生まれます。座り心地はかなり良好で、阪急の力の入れ具合が分かります。
車端部は2種類存在していて、京都寄りはロングシートとなっています。左側は一部が折り畳み座席となってますが、現在は固定されて展開できないようです。袖仕切りは大型なのは良いのですが、阪急にしてはデザインがどうも微妙な気がします。
この辺りは袖仕切りを除いて通勤型車両とほぼ同じです。側窓のロールカーテンは優先席仕様の特別デザインです。大きめの妻窓の横には非常通報機も設けられています。
大阪寄りの車端部はボックス席となっています。また唯一の補助席も設置されています。