8300系8303編成
京都線系統で運用されているのが8300系です。編成によって製造時期の違いやリニューアルの有無で個体差があります。今回は初期車から前面形状に変更が加えられた8303編成を紹介します。前面は左右が後退角が付けられているのに対して貫通扉のある中央は垂直なので、上部を見ると段差が生じているのが分かります。
車内は床材が張り替えられているようですが、全体的にはシンプルな雰囲気です。袖仕切りが低いので開放感はありますが、寄り掛かれる場所がないのは残念です。
座席はバケットタイプではなく、握り棒で仕切られてもいません。着席区分が存在しないので正確な人数は分かりませんが、8人掛けではないかと思われます。
車端部には優先席とフリースペースが設けられています。左側は2人掛け、右側は5人掛けと思われます。妻窓や貫通扉の窓が大きく開放感があります。
優先席のモケットは赤紫色となっています。ちなみに側窓の横にあるスイッチを扱うと電動で窓の開閉が可能です。