883系
日豊本線を走る特急列車の輸送改善や速達化を目的に製造されたのが883系です。日本の交流電車としてJR九州の車両として初めての振り子式車両だそうです。デザインは悪名高き水戸岡氏ですが、この頃は斬新なデザインで普通に好評だったと記憶しています。後のリニューアルで評価がどう変わったのかは不明です。
車内はリニューアル前に比べて随分と落ち着いた雰囲気に変わっています。それでも某舞浜のネズミに似た形状の枕を備えた座席など名残が見られます。荷棚は航空機のような蓋付きとなっています。
普通車ですが窓は各列毎に個別に設けられています。それにしても床面の汚れがひどい…
この区画はかつて仕切りがありボックス席となっていました。リニューアルで普通の座席となりましたが、窓割はそのままなので座席とのずれが目立ちます。特に7列目は小倉向きだと横がほぼ壁になります。手前の6列目は博多・大分向きだと壁になりそうです。6列目と左に見切れている5列目は小倉向きだとシートピッチが広い当たり席となりそうです。
床面はカーペットからフローリングに変更されたのですが、痛みや汚れがひどく無残な姿となっています。JR九州のメンテナンスにも問題はありそうですが、そもそも鉄道車両にフローリングは合わないのでは?
グリーン車は普通車に似た形状の座席ですが、さすがに2+1列シートとなっています。こちらはフローリングにはなっていないので普通車より全体的に綺麗な雰囲気です。
乗務員室背後には前面展望が楽しめるフリースペースが設けられています。こういう遊び心ある空間作りは近年の車両では観光列車くらいでしか見られなくなっているので良いですね。
デッキの雰囲気もオシャレです。この頃の水戸岡氏は鉄道車両の設計に革命を起こした偉大な人物という印象だったので、近年の没落ぶりは残念でなりません。

