7000系
1960年代から70年代にかけて相鉄では軽量なアルミ製車体の試験が行われました。その結果を受けて製造されたのが7000系です。大型の種別・列番表示器や高運転台が鉄仮面のような独特の前面形状を構成しています。
車内はオールロングシートになっています。ドア横を除いて握り棒は無く、車内は非常に開放感があります。荷棚は昔ながらの金網式です。この車両の側窓はなんと電動式になっています。電動で窓が開閉するという鉄道車両では極めて珍しい装備です。
座席は国鉄型のようなグシャっとした座り心地です。相鉄線は終点まで乗り通しても30分ほどなので、必要十分な座り心地と感じます。袖仕切りは丸パイプをU字にしたシンプルなものです。側窓の脇には開閉用のスイッチが設けられています。
車端部の優先席はモケットが青色になっています。消火器が随分と危なげな位置に設置されています。非常の際に迅速に使用出来るのか気になりますね。
この編成では先頭車が封じ込めになっていました。しかも中間車と先頭車が向かい合っています。転落防止幌は設置されていますが、特に運転機器の撤去などは行われていないようです。
車内から見るとご覧の通りです。ドア横には何故か鏡が設置されています。昭和30年代に活躍していた5000系電車から採用され続けている伝統の装備のようで、身だしなみを整えられるようにとの配慮によるものだそうです。JRベースの車両には装備されていませんでしたが、最新型の20000系でこの鏡が復活しています。

