太平洋フェリー いしかり 苫小牧→仙台(2025/04/16乗船)
太平洋フェリーは苫小牧から仙台を経由して名古屋まで結ぶ航路を運航していて、仙台~名古屋間は隔日運航となっています。今回は同社のフラッグシップである「いしかり」に乗船します。フェリー・オブ・ザ・イヤー32年連続受賞をしている太平洋フェリーの実力を見せてもらいましょう。
太平洋フェリーと言えば白い船体に青のラインが特徴的ですね。旅客輸送に力を入れていますが、もちろん貨物も大量に積み込まれていく様子が待合室から見えました。
今回は奮発してと特等和室を抑えることに成功しました。春の早得21という割引運賃で2か月前の予約開始と同時に確保しました。おかげで特等でも2万円を切る割安な値段で乗船できました。玄関で靴を脱いで部屋に入ると下手なビジネスホテルより広い空間で驚きます。これに加えてクローゼットとバストイレが備えられていて、特等の格の高さが伺えます。
しかし残念な点も目立ちます。まず部屋の畳は痛みが進んでいて汚れも目立ちます。また音が気になる空調は電源を切ることが出来ません。更に座布団が無いので座るときは直接座るか布団の上に座る事になります。特等なのだから座椅子くらいは欲しかったです。加えて風呂はシャワーヘッドが重くて非常に使いにくいものでした。
唯一良い点と言えば前面展望が可能な事でしょうか。朝にカーテンを開けると大海原を望むことが可能です。入港作業も観察できたのでこの点だけは良かったです。
船で前面展望というのは意外と見られる機会が少ないので楽しめました。ただ特等和室は運賃を考えると割引運賃でギリギリ許せるレベルといった印象です。通常運賃ならまず乗りたくありません。
早朝の船内撮影ついでにデッキに出てファンネルも撮影。太平洋フェリーのTとFが入ったデザインです。
夕方は多くの乗船客で賑わっていたフリースペースも早朝はほぼ無人です。。
左を向くとヨットクラブという軽食を提供する売店があります。レストランのバイキングは高額なのでこちらで夕食を済ませました。メニューは少なく自分が頼んだまかないカレー大盛りはちゃんと大盛りでお腹いっぱいになりました。翌朝の朝食に向けてショップで菓子パンを数点購入したのですが、ヨットクラブと言いショップと言い店員の対応があまりにも機械的でドライな対応に唖然としました。
フェリー・オブ・ザ・イヤー32年連続受賞と大々的に宣伝する割には、船室の老朽化が目立ち人的サービスは素っ気ないという個人的には残念な船旅となりました。豪華客船とは違うと言われればそれまでですが、ちょっと期待値が高すぎたかもしれません。設備の新しさや人的サービスは商船三井さんふらわあの方が明らかに上だと感じました。

