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近鉄全線3日間フリーきっぷで行く近鉄豪遊紀行3

賢島から大和八木→大和西大寺経由で近鉄奈良へやって来ました。夕食を済ませてからホームに次々と発着する列車を眺めていると9020系がやって来ました。近鉄の一般型車両では新型といえる車両ですが、ブレーキは旧来の車両と同じなのか非常ブレーキをかけた際に「バシャーン!」と盛大な音が聞こえるのが特徴です。


そして近鉄の最新型車両である「ひのとり」が入線して来ました。アーバンライナーに代わる名阪特急の代表車種として活躍していますが、一部の阪奈特急にも充当されています。それにしても大胆かつ上品な雰囲気ですね。


レギュラーシートながらバックシェルタイプとなっているので、リクライニングしても全く気にならずシートピッチが広く非常に快適です。座面スライド機能も連動しているので、見た目以上にリラックス出来ます。その辺のJRのグリーン車より断然快適です。


最終日は鉄道車内学の取材をしつつ帰宅します。生駒駅では大阪メトロ中央線の車両にも遭遇しました。前面上部のひさしのような部分は何の意味があるのでしょうか?なお今回の旅行直後に置き換えの新型車両に関する情報が発表されました。撮影・乗車はお早めに。


3本目でようやく近鉄車に遭遇しました。行先表示機が白色LEDに換装されて車内もリニューアルされていました。まだしばらく活躍を続けるようです。


帰りの新幹線まで時間が余ったので、昨日に引き続き近鉄奈良駅にやって来ました。しばらくすると海遊館ラッピング電車に遭遇しました。白基調の明るくおしゃれなデザインです。


車内も同様に海の中をイメージしたような雰囲気です。中づり広告部分は透明なフィルムを利用した装飾が施されていて、つり革を透明なものに交換する徹底ぶりです。奈良線系統にもL/Cシート車両が運用に入るのですね。


京都に着いてからはJR奈良線の205系を狙って待機していたのですが、4本連続で1000番台で0番台には遭遇出来ませんでした。1000番台は一般的な205系とは異なり助士席側の窓が拡大された独自仕様です。


嵯峨野線ホームでは特急はしだて7号に会えました。この日は列車遅れの影響で併結するはずのまいづる7号は運休で単独運転となっていました。自由席は行列が出来ていましたが、指定席はガラガラでした。

今回は車種豊富な近鉄を満喫出来て大満足の旅行となりました。特に「しまかぜ」と「ひのとり」の鉄道車両としての完成度の高さには驚かされました。また外観はそっくりでも内装がまるで別物という豊富なバリエーションは近鉄沼の深さを実感した次第です。

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