raidendo


スマホ用メニューは右上の三本線アイコンです

近鉄全線3日間フリーきっぷで行く近鉄豪遊紀行1

期間限定で発売された「近鉄全線3日間フリーきっぷ」で近鉄の通勤車両や特急車両を片っ端から取材する3日間の旅の記録です。日本最大の私鉄である近鉄の豊富な車種に圧倒されて大満足の取材成果となりました。


新幹線で名古屋駅に着いて近鉄の名古屋駅に移動します。近鉄名古屋駅には2か所に駅スタンプが設置されているのですが、その場所が分かりにくい!画像の駅スタンプは地下改札口の近くにある駅長室に設置されているものです。なお正面改札口横の近鉄名古屋駅営業所にも同じデザインのスタンプ含めて3個が設置されていますがインクが薄いのでご注意を。


ここからは事前に手配していた「近鉄全線3日間フリーきっぷ」で近鉄名古屋線の沿線を取材して行きます。近鉄の通勤型車両は車種が非常に豊富なことで有名ですが、見た目の種類は意外と多くありません。このタイプの外観の車両は現代的で最も一般的な印象を受けます。なおこの車両は前照灯がLEDに換装されていました。


こちらは古いタイプの車両で、突き出た前照灯と行先表示機が個性的です。外観はレトロでも車内は十分綺麗で、手入れが行き届いている印象を受けます。


個人的に最も会いたかったのがこの車種です。前面窓に曲面ガラスを用いてオシャレな印象で、車内は転換クロスシートを採用した豪華な仕様です。名古屋線系統の優等列車を中心に活躍しています。なお名古屋方にロングシート車2両を併結している場合が多いです。これは近鉄名古屋駅が頭端式ホームで混雑の集中を緩和するためと思われます。


沿線の途中駅で駅スタンプの押印も忘れません。こちらは明星駅のスタンプです。車庫が併設されている関係で印面には一般車と特急車が庫内で休んでいる様子が描かれています。


松阪駅からはアーバンライナーで鳥羽へ向かいます。名阪特急では終日混雑して車内の撮影が困難であると考えたので、人気の少なそうな運用を狙いました。狙い通りガラガラの車内を撮影できて満足です。しかし座席が硬く座り心地が悪かったので、客としての満足度は微妙なところです。


かつては名阪特急のエースとして大活躍していましたが、ひのとり登場以降は脇役的な存在となっています。それでもデザインの先進性などは今も衰えていないと感じます。前パンなところも近鉄らしさの一つでしょうか?


一部の特急車の枕カバーには近鉄特急のシルエットが描かれたものが使われていました。記念に欲しくなっちゃうデザインですね。


鳥羽からは大和八木乗り継ぎで京都へ移動しました。近鉄の特急料金は乗り継ぎ時間が30分以内であれば通算される制度があります。直通する列車が無くても短時間で接続する場合があるので結構便利です。乗り継ぎ前後の列車は外観は一緒でも内装はまるで別物で、座り心地やコンセントの有無など様々な差異が見受けられました。本当に興味深い会社です。

【その2】へ→


<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP