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新造フェリー&格安新幹線で行く北海道周遊紀行4

最終日は高速バスと新幹線を乗り継いで横須賀に帰ります。まずは札幌駅前から函館行き函館特急ニュースター号に乗車します。


やって来たのは予備車と思しき古めのエアロクイーンでした。コンセントはありませんが、SHD車なのでこれはこれで運が良かったとみるべきか…。車内は5名ほどの非常に寂しい乗車率でした。


本来なら3列独立シートですが、コンセント無し4列シート車です。ただ単に観光車のお下がりかと思いきや車両中央にトイレが付いているのは面白いですね。予備車かつ中古車なので全体的に陳腐化している印象です。


途中車線を逸脱したり危なっかしい運転のバスを降りて早速向かったのは、函館で大人気のラッキーピエロです。もう何回も立ち寄っていますが、今回はトンカツバーガーとラキポテを頂きました。ボリューム満点で大変美味でした。


続いては青函連絡船「摩周丸」を見学します。海を挟んだ青森県側に停泊している八甲田丸は船体の塗色が黄色ですが、摩周丸は青色となっています。個人的にはこちらの方が好きですね。


こちらは船尾で、このハッチを開閉して内部の車両甲板から車両の出し入れを行っていました。残念ながら摩周丸では車両甲板は見学出来ません。


船内に入ると各種展示物が並んでいますが、当時の椅子席の椅子も並んでいました。こちらはグリーン席で、リクライニング機能はもちろん、レッグレストも付いた豪華なものです。


対して普通席はリクライニングしない固定座席です。ただし背ずりには傾斜が付いています。どちらの座席もモケットは国鉄の鉄道車両のものと同じようです。


こちらは普通座席の再現だそうです。どう見ても「座席」ではないと思うのですが、このような表現が使われていました。船旅では足を延ばしたり横になる事を希望する乗客が多かったので、椅子席よりも多く設定されたそうです。この辺は好みによるでしょうが、個人的には体を支えてくれる椅子席の方が好みですね。


こちらのフロアでは航海に関する道具類や模型が展示されていました。船内はこのような展示物はあまり多くなく、パネルによる文字と写真での説明が大半でした。そのため文章が苦手な自分は飛ばしながら見学していたら30分ほどで出口に着いてしまいました…。もうちょっとじっくり見てても良かったのですが。


こちらは船の頭脳であるブリッジです。機械でごちゃごちゃしている印象だったのですが、思っていた以上にシンプルで広い空間でした。窓からは函館山も見えます。


青函連絡船は鉄道とリンクして動いていました。そのためダイヤグラムも用意されていて、青森・函館双方からの連絡列車もスジが引かれていました。


函館でのひと時を楽しんで最後は新幹線で東京に帰ります。今回は新函館北斗~東京間をトクだ値50を使用して11,340円という激安価格で利用出来ました。ただ東京駅での信号機故障の関係で東京駅には19分遅れで到着し、山手線にわずか4分で乗換に成功して、品川からのウィング号にギリギリ間に合いました。最後は慌ただしかったですが、船旅も北海道の大地も堪能して大満足の旅行となりました。

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