札幌市

	地下鉄澄川駅前にある札幌澄川駅前局には風景印が配備されていました。風景印に描かれている施設の閉館に伴い廃止されてしまいました。「南区シンボルマークと札幌天神山国際ハウスに札幌市地下鉄車両を描く」とあります。南北線の駅のそばにある局なのですが、描かれている車両は何故か東西線の車両に見えます。何故でしょうか？
	真駒内駅からバスで移動した所にある札幌澄川南局の風景印は「藻岩山を背景に拓魂像と札幌市地下鉄を描く」です。描かれている地下鉄車両は初代の2000形と思われます。札幌市交通資料館には試作車が保存されていますのでご覧になっては如何でしょうか。
	札幌南二十一条局の風景印は「もいわ山ロープウェイと札幌市電と藻岩山を描く」です。市電と共に描かれているロープウェイは藻岩山のもので、夜景は「北海道三大夜景」や「日本夜景百選」に選ばれているそうです。
	札幌南十一条局の風景印は「藻岩山を背景に札幌市電とプラタナスを描く」です。路面電車の行先表示は循環運行開始前の古いものになっています。
	札幌南二条局の風景印は「狸小路と札幌市電に狸明大神のキャラクターを描く」です。描かれている車両は210形でしょうか？少々潰れて判別が難しいですが、丸みを帯びた前面形状が伺えます。
	札幌大通公園前局は2018年に風景印を設備した郵便局で、印面は良好な状態でした。図案は「さっぽろテレビ塔と札幌市電の路面電車車両を配す」です。一部の地図では郵便局の位置が記載されていないものもあるので訪問の際は要注意です。
	白石南郷一局は地下鉄の白石駅近くにあります。JRの白石駅とは全く別の場所なので訪問の際には注意が必要です。図案は「ナナカマドの木を外枠とし、夢の橋と地下鉄東西線車両を描く」です。
	白石本郷局は南郷7丁目駅から歩いて10分以上かかります。5月下旬の北海道とはいえ、訪問日は汗が出るほど暑くて各局訪問はなかなか大変でした。図案は「長浜万蔵像と地下鉄車両を描く」です。
	白石南郷局の風景印は「月寒グリーンドーム北海道立共進会場と地下鉄東西線車両にバラを描く」です。描かれ方は小さいのに地下鉄車両だけ説明文が付いています。
	新札幌駅の駅ビル「デュオ」内にある郵便局で、図案は「新札幌駅周辺の風景に北海道百年記念塔とトマムエクスプレスを配す」です。あえてトマムエクスプレスを選んだセンスは面白いですが、残念ながら印影では分かりにくいですね。
	札幌駅に隣接する商業施設「パセオ」内に立地するのが札幌駅パセオ局です。図案は「札幌駅を象徴する札幌駅南口とJRタワーを描く」です。POST PASEOと表記されている点が特徴的です。
	厚別西二条局の風景印は「厚別跨線橋と北海道百年記念塔にＪＲ函館本線とホテルを描く」です。描かれている車両はJR北海道のいずれの車両にも似ていません。西武鉄道のLaview（ラビュー）に似ているような気がします。