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E721系500番台

E721系の中でも仙台空港アクセス線での運用を目的に製造されたのが500番台です。都市型ワンマン運転を実施するためホーム映像伝送システムを搭載している点が特徴です。これはホーム上のカメラ映像を運転席上部にあるモニタに表示する機能で、このモニタを見ながら扉の開閉や安全確認を行います。


外観上は帯色が異なっているので見分けは容易です。緑帯に加えて「空港アクセス=空」をイメージした青帯が巻かれています。前面の貫通扉は力強さをイメージして黒く塗装されています。


車内は他番台と共通でセミクロスシートになっています。そのため基本が2両編成の仙台空港アクセス線では時間帯によっては車内が非常に混雑します。仙台空港アクセス線専属なのでオールロングシートでも問題なかったのでは?と感じた次第です。なお2020年現在は列車の増結が実施されて、4両編成での運転が増えているそうです。


セミクロスシートの形状なども他番台と共通です。ただし座席モケットの色合いがやや暗めな気がします。


短い乗車時間ですがクロスシートの窓際にはミニテーブルが設けられています。SAT721系とは異なり、背ずり上部は革張りになっています。


500番台最大の特徴は、車端部に大型荷物置き場が設けられている点です。自分が仙台空港を訪問した際にはビジネス客から外国人観光客まで様々な層の利用客が居たので、この荷物置き場も大活躍する事でしょう。


大型荷物置き場は落下防止のバーが設けられている本格的なもので、大型のスーツケースも余裕で置くことが出来ます。隣の車両には車いす対応トイレが設けられています。

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