E3系0番台

E3系は山形新幹線に続くミニ新幹線である秋田新幹線用に製造された車両です。後継のE6系投入に伴い秋田新幹線からは撤退し、2020年現在は6両2編成がやまびこ号・なすの号の付属編成として地味な活躍を細々と続けています。

在来線の規格に合わせて設計されているので、併結しているE5系などと比べると結構小さく感じます。塗装は窓下のピンク色の帯を中心に上は白色で下は灰色となっています。

普通車の車内は2+2の座席配列です。頭上の荷棚に柱が設けられていて独特の造りになっており、個人的には格好良い雰囲気で好きです。座席や床面が暗い色調ですが、天井や座席の枕カバーが明るい色調なので全体的にはそこまで暗く感じません。

座席は座面スライド機構付きですが、リクライニングとは別々に操作するもので使い勝手はイマイチです。普通車ながらフットレストが設けられているのが特徴です。東京～秋田間の長距離乗車に対応するためでしょうか？