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キハ110系0番台

JR東日本管内の非電化区間で大活躍しているのがキハ110系です。多彩な番台区分で数多くのバリエーションが存在していますが、その中でも少数派の0番台を紹介します。本来は基本番台で多数派を占めるであろう0番台が少数派の形式として名乗っているのは面白いですね。


他のキハ110系列との大きな差異は、前面下部のスカートがパイプ式になっている点です。日本の鉄道車両では珍しいタイプかもしれません。客用ドアは車体の軽量化を狙ってプラグ式ドアが採用されています。


キハ110系といえばセミクロスシートという印象が強いですが、0番台は急行列車への充当を目的に製造されたので、回転リクライニングシートが設けられていています。また天井照明にはカバーが取り付けられていて、内装は急行料金を徴収する車両として遜色のない仕様に仕上がっていると感じます。デッキはありませんが、冷気を遮るガラス製の仕切りが存在します。


座席はシートピッチこそ狭くないものの、足元に配管があるので足を延ばすことが出来ません。特急ではなく急行だからリクライニングするだけありがたいと思え、と言われると言い返せませんが…。小さめながら背面テーブルもあります。

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