raidendo


スマホ用メニューは右上の三本線アイコンです

701系0番台

秋田地区の客車列車を電車化すべく投入されたのが701系です。電車化と引き換えに車内はロングシートになって長距離の移動が辛くなったと苦情が出たそうです。さらに編成の短縮で混雑が悪化してしまい、こちらも701系に対しての評判が宜しくない原因となっています。


車体はステンレス製で、首都圏で活躍している209系で用いられた製造方法が採用されているそうです。前面形状は切妻構造で中間車を先頭車化したような雰囲気があります。この飾り気のない素朴な雰囲気は個人的に結構好きです。


車内はオールロングシートになっています。701系が嫌われている理由の一つですが、一部の車両ではセミクロスシートに改造された編成もあるそうです。最初からそうしていれば701系もここまで嫌われずに済んだのかもしれませんね。


18きっぱーを中心に嫌われているロングシートですが、座り心地は決して悪くありません。奥行きがあるのか座り心地は良好で、あの座り心地最低の209系と同時期に製造された車両とはとても思えません。一応は長距離乗車を念頭に置いて製造されたことが伺えます。座席は片持ち式ではなく、座席下には強化された暖房器具が設置されているようです。


車端部にはトイレと車椅子スペースが設置されています。この車両はステップがあるので車椅子での乗車にはスロープ板が必要です。首都圏と違って車椅子での乗車頻度が少ないから問題無いのでしょう。ローカル線のお約束であるゴミ箱も設置されています。

<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP