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2022年東武鉄道ダイヤ改正について

公式プレスはこちら「https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20211210120436z2ZpUL2macF_-vcgP5S43w.pdf

東武鉄道では全時間帯で減便や運転区間短縮などを実施します。特急列車も例外ではなく、リバティ車両の投入で事実上の減車が行われます。全体的に厳しい改正内容で、利便性の低下が心配されます。
(2021年12月10日執筆)


1.特急列車などの運転体系変更

●リバティ会津の乗車方法変更及び停車駅見直し
従来は浅草発着の快速列車を置き換えた救済措置として下今市~東武日光・会津田島間のみ乗車の場合は特急料金が不要でしたが、改正以降は鬼怒川温泉~東武日光・会津田島間に適用対象が縮小されます。併せて一部列車の停車駅が変更されます。日光鬼怒川エリアの利便性低下や観光客の回遊性低下が心配されます。

●りょうもう号のリバティ化進行
プレスでは具体的な明言はされていませんが、りょうもう号のうち半数近くの列車がリバティに置き換えられています。また3両編成で運用される列車も増えていて、動力費削減を意識していると思われます。


2.通常列車の運転体系変更

●朝夕ラッシュ時間帯の減便
混雑が激しいラッシュ時間帯でも容赦なく減便が実施されます。純粋な減便に加えて上位種別の下位種別への格下げなどが実施されます。おそらく一部列車の運転区間短縮も実施されると思われます。

●日中時間帯の減便
毎時6本設定されている日比谷線直通列車は、4本が東武動物公園発着、2本が南栗橋発着となっています。改正後は2本が北春日部発着、4本が東武動物公園発着へ短縮されます。これによって北春日部以北と東武動物公園以北はそれぞれ毎時2本減便となります。なお半蔵門線直通列車は本数の増減はないものの、久喜発着4本、南栗橋発着2本であったものが、各3本に変更されます。これによって南栗橋発着列車は毎時3本は確保されるようです。

●南栗橋以北のワンマン運転区間拡大と運転体系変更
宇都宮線で行われているワンマン運転が、特急列車など一部を除く南栗橋以北の全区間で開始されます。それに伴い新藤原以北と直通運転を行っている普通列車は1往復を除いて分断され、乗り換えが必要となります。例外は普通列車1往復と会津マウントエクスプレス1往復です。プレスの内容から察するに東武日光発着の会津マウントエクスプレス1往復は廃止となるようです。またワンマン運転開始や直通運転縮小に伴い、6050系は野岩・会津所有の車両を除いて全廃となる可能性があります。

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