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JR東海バス 新東名スーパーライナー16号(2017年11月22日乗車)

東京と名古屋を結ぶ老舗高速バスの東名ハイウェイバスですが、新東名高速開通に伴い新設された直行系統が新東名スーパーライナーです。東京~名古屋間を最速5時間で結んでおり、好調な利用率で増発もされています。今回は名古屋13時30分に発車する16号に乗車してみました。もう少し遅い便が良かったのですが、4列シート便ばかりになるので、3列シート便で最も遅い16号になった次第です。


名古屋駅JR高速バスターミナルに入線したのはJR東海バスのエアロキングです。こちらはスーパーシートなどは無いごく標準的な車両になります。今回は最前列の1Cを確保する事が出来ました。乗車人員を数え損ねてしまいましたが、およそ15名ほどであったかと思われます。

13時30分定刻に名古屋駅を出発し、名古屋高速山王入口を13時46分流入して一路東京を目指します。そして豊田東JCTを14時18分通過して新東名高速に入りました。やはり新しいだけあって振動などが少なく実に快適です。新東名を1時間ほど走行して15時12分に最初の休憩地である遠州森町PAに到着です。


停車中にバスの写真撮影とトイレを済ませてすぐ出発です。エアロキングを見られるのもあと何年でしょうか?現在稼働している車両も長距離運転でダメージが入っている筈で、後継車両が日本国内には存在しないことからJRバスから2階建て車両が消滅する可能性も十分に考えられます。


休憩を終えてバスはさらに北上を続けます。出発してすぐにバスは速度規制試行区間に入りました。新東名高速では試験的に一部区間で最高速度を引き上げる実験を行っています。どうやらバスは対象外なのか特に変化なく淡々と進んでいきます。と同時に雨が降ってきました。自宅の最寄り駅に着いてからの事を考えるとちょっと憂鬱です。16時49分に御殿場JCTを通過し東名高速に合流します。ここから揺れがやや目立つようになった気がします。2回目の休憩箇所の足柄SAには16時58分に到着しました。案内板ではこの先2か所で渋滞が発生しているとの事でした。


東京駅到着後に撮影したものですが車内の様子です。昼便で3列シートでのんびり移動できるのは助かります。近年は好調な乗車率に合わせて4列シート充当便が増えていて、このままでは3列シート便は無くなってしまうのではないかとやや心配しております。

足柄SAでは15分の休憩でしたが、遅れて戻ってきた人が居たために7分遅れて出発です。出発してすぐに乗務員氏より放送で用賀PAでの降車が案内されました。これも渋滞による遅延を考慮に入れてのものでしょう。17時51分に最初の渋滞最後尾に着きました。海老名JCTを中心にした渋滞で通過まではひたすらノロノロ運転を強いられました。途中で新宿行の小田急箱根高速バスや横浜・羽田空港行の京急バスと遭遇しました。横浜町田IC手前でようやく渋滞を脱して用賀PAには18時57分に到着。意外と降車客がいるのですね。降車扱いを済ませて慌ただしくバスは出発、2か所目の渋滞は大した事なくすぐに通過できました。霞が関には19時25分、そして終点の東京駅日本橋口には定刻より44分遅れの19時42分に到着しました。


渋滞の影響もあり6時間弱の乗車となりましたが、3列シートのおかげで疲れを感じることはほとんど無く実に快適でした。今後の車両についてはまだ分かりませんが、引き続き快適な車両で運行される事を願っています。

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